
MetaMask(メタマスク)を使ってるとでてくる「署名」ってなに?
OpenSea(オープンシー)に接続したいけど、「署名して」大丈夫かな?
そもそもMetaMaskが新しいものだし、不安になるのもわかります。

でもOpenSeaでNFTを買うには、MetaMaskを接続しないとダメでなんです。
そのためには「署名」が必要。

だったら、署名が「なに」でOpenSeaとの署名が「安全」だったらできそうですね。
結論、大丈夫です。
この記事では、MetaMaskで行う「署名」の意味とOpenSeaとの間の「署名」が大丈夫な理由について解説します。
MetaMask(メタマスク)でOpenSeaと繋ぐとき出る署名は「契約」です


MetaMaskをOpenSeaに繋げようとすると出てくる「署名」。結論から言うと、これは「契約」のことです。
赤枠に囲われた部分が、「契約」にあたる部分。

でも、いきなり署名しろって出てきたら、

「詐欺なんじゃね?」
ホントに大丈夫かって焦りますね。
でも、心配しなくても大丈夫。
後でも解説しますが、OpenSeaにMetaMaskを接続するため「だけ」に有効な契約だからです。
署名と契約について
署名は契約のときに使われる言葉で、現実でもネットの世界でも同じです。
例えば、買い物をしたときクレジットカード決済で書く「自署」。
サインをして初めて支払いが完了しませんか?
サイン(=署名)してはじめて、カードで支払いますっていう「契約」が成立するからです。
アパートを借りるときに結ぶ契約書に「自署とハンコを押したら(=署名)」借りれるのもいっしょ。
これら現実と同じで、MetaMaakとOpenseaとの間で「MetaMaskを使いますよ」という契約(=署名)をしたら「繋ぐ」ことができます。
・「署名」は契約
・現実でもネットでも同じ効力をもつ
こうやって現実と比べて見ると、MetaMaskに出てくる「署名」が「契約」だってことがわかりますね。
参考:ブラインド契約(契約の中身がわからない契約)について
ひとつだけ、注意しないといけないことがあって、MetaMaskでやり取りをするとき、契約の中身(Message)がなにも書かれてない署名を求められることが。
それをブラインド契約と言って、契約の中身を確認せず契約を交わします。
画像の署名には、「メッセージ」欄にしっかりと契約の中身が書かれてますが、ここに何も書いてないのがブラインド契約。


相手がOpenSeaとか大手ならいざ知らず、名前も知らないような相手とのやり取りで、契約の中身が分からないって言うのは、めっちゃ危険です。
なので、署名してねって画面になったときは、しっかりメッセージが書いてあるか確認しよう。
OpenSeaと接続する「署名」が大丈夫な理由

OpenSeaにMetaMaskを繋ぐときの「署名」が大丈夫な理由は3つ。
①OpenSeaがマーケットシェア90%の大手だから
②署名の効力は「繋ぐ」だけ
③よく聞く詐欺は、他の方法で行われる
OpenSeaが大手だから

そもそも、OpenSeaはNFTの売買ができるマーケット。しかも、世界のシェア90%を占める最大手。
そんなOpenSeaとの署名でなにかトラブルがあったりしたら、それこそとんでもないことになります。
信用っていういばん大きなものを失いかねません。
大手だからこそ署名には、なにも起こらないようにめっちゃ力を入れてるはず。

署名の効力は「繋ぐ」だけ

MetaMaskをOpenSeaに繋げないと、NFTを買うことができません。
だから、どうしても署名をする必要があります。
でも、MetaMaskをOpenSeaに繋げるタイミングでの署名の中身は、「繋ぐ」だけ。
逆に、繋ぐ(=ログインする)以外のことはいっさいできない内容です。
繋ぐだけだ、と考えたら安心して署名にサインできますね。

よく聞く詐欺は他の方法で行われる
詐欺。これがいちばんの心配のタネでしょう。
でも、安心してください。この接続のタイミングで詐欺は起こりません。
NFTで起きる詐欺は、他の方法でMetaMaskを接続させようとしてくるから。

よくある手口がこの2つ。
【よくある詐欺の手口】
・勝手にOpenSeaに送りつけたNFT経由で接続させる
・DiscordなどのDMにくっついてる詐欺サイトから接続させる
NFTを買ったりすると、いつのまにか勝手にNFTが送られてきたりします。
赤枠の中が”勝手に”送られてきたNFT。

これらを入口にして、MetaMaskの大事な情報を抜き取ってイーサリアムやNFTを奪うやり方です。
勝手に送られてきたNFTは、完全無視でOK
もうひとつが、Discordなどのコミュニティ上でいきなり送られてくるDM。
そこから詐欺サイトに誘導して、抜き取っていくタイプ。
同じコミュニティ内の誰かだと思わせて、リンクを踏ませようとするいやらしい手口。
基本、運営からはDMを送ることはありません。なので、完全無視でOK
この2つがNFT詐欺のメイン。
MetaMaskとNFTを接続するだけの「署名」では起こらないので、安心してください。
MetaMask(メタマスク)とOpenSeaを接続する方法

3つのセクションを順に進めていけばOK。

Section1 OpenSeaのサイトを開く
Section2 右上の人アイコンをクリックして「Profiile」をクリック
Section3 接続先にMetaMaskを選んで「署名」する
Section1 OpenSeaのサイトを開く
OpenSea(オープンシー)のサイトを開きます。
Section2 右上の人アイコンをクリックして「Profiile」からMetaMaskを選ぶ
サイト右上にある「人型」のアイコンをクリックしよう。

メニューが表示されるんで、「Profile」をクリックしよう。

すると、どのウォレットとOpenSeaと接続するか聞いてくるんで「MetaMask」を選ぼう。

Section3 必要な情報を入力して終了
MetaMaskにログインするんで、パスワードを入れてロック解除しよう。


ここで、MetaMask側で「OpenSeaと接続する」かどうかを聞いてくるんで、「署名」を選ぼう。

MetaMaskウォレットを選んで、次に進もう。


これで、MetaMaskとOpenSeaの接続は終了です。

もう少し、MetaMaskとの接続を知りたいなぁと思ったら、こちらの記事で紹介しています。
あわせて読んで理解を深めるのもアリですね。
まとめ:OpenSeaとの署名はOKです
ここまで、MetaMaskでよく見かける「署名」の解説と、OpenSea(オープンシー)との接続のときに出てくる「署名」が大丈夫かどうかを見てきました。
結論、OpenSeaとの署名はOKです。
【署名について】
・「署名」は契約
・現実でもネットでも同じ効力をもつ
OpenSeaとMetaMaskの連携するときの署名が大丈夫な理由は3つ。
①OpenSeaがマーケットシェア90%の大手だから
②署名の効力は「繋ぐ」だけ
③よく聞く詐欺は、他の方法で行われる
OpenSeaとのやりとりが怪しくなったら、そもそもNFTの取引なんて、とてもできないです。
それに、署名の効果が「繋ぐだけ」だから変な契約もありません。
安心して、OpenSeaと繋いでくださいね。
NFTを買うまでの5Step
MetaMaskとOpenSeaを繋ぐ手順は、NFTを買うための1Stepでしかありません。
NFTを買うまでには全部で5つの手順をふみます。
Section1 仮想通貨の口座を開く
Section2 MetaMaskでウォレットを作る
Section3 OpenSeaに登録(=MetaMaskとひも付け)する
Section4 MetaMaskにイーサリアムを送金する
Section5 OpenSeaでNFTを買う
OpenSeaでNFTを買うお金は、仮想通貨です。
まずは仮想通貨を買うための取引口座を作るところからスタート。
おすすめは、コインチェック(Coincheck)。
今なら6月30日まで限定で、口座を開いて入金すると(72時間以内)、2,500円分のビットコインがもらえます。
NFTを買うとき予算の足しになるんで、キャンペーン中に口座を開くのがお得です。