OpenSeaでたまに見る紫のイーサって、普通のイーサと違うの?
Polygon(ポリゴン)っていうらしいけど、なんのことだろう?
なんて思ったことありませんか?
それは、Polygonで出品したNFTの取引が早い上にガス代が安いっていうメリットがあるから。
Polygon(ポリゴン)はイーサリアム(ETH)の仕組みで使えるネットワーク。
「MATIC」というお金のようなものでNFTが売買できます。
実は、Polygonネットワーク上でもイーサリアムは同じ価値で使えます。
Polygon上にイーサリアムを持っていくのは、けっこう手続きが面倒です。
PolygonでNFTを買う5STEP
- Scene1 MetaMaskでウォレットを作る
- Scene2 MetaMaskをPolygonに接続する
- Scene3 Coincheckで仮想通貨を買う
- Scene4 Binanceに送金してMATICに換金し、MetaMaskに送金
- Scene5 MetaMaskに送金したMATICを、ETHにスワップする
この記事はScene2「MetaMaskをPolygonに接続する」パートを解説していきます。
ちなみに、Scene1のMetaMaskの作り方についてはこちらの記事で画像付きでわかりやすく解説中。
Secne3の仮想通貨を買うための口座の開き方についてはこちらの記事でガッツリ解説しています。
Polygon(ポリゴン)でのNFT取引はガス代が安くて処理が早いのが魅力
イーサリアムでNFTを取引するのと比べて、PolygonでのNFT取引のガス代ははっきり言ってめっちゃ安いです。
しかも、よく遅延が起こるイーサリアムのネットワークに対して、Polygonはストレスフリー。
これだけでもじゅうぶんなメリットです。
参考:ETH(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)の違い
さっきから出てくるイーサリアムネットワークとPolygonネットワークの違いですが、
イーサリアムという世界の中に、2つの国があると思ってもらえたらOK。
2つの国は交流もあるから、お金のやり取りも自由に行え、しかも共通のマーケット(OpenSea)で取引もできます。
2つのネットワーク(国)の特徴を表にまとめました。
イーサリアム(ETH)メインネット | Polygonネットワーク上のイーサリアム | |
使用ブロックチェーン | イーサリアム | Polygon |
利用ネットワーク | イーサリアム | Polygon(イーサリアム上) |
OpenSeaでの NFTの取引や出品数 | 多い | 少ない |
ガス代 | 高い | 安い |
日本円との換金 | OK | NG |
気になるのはPolygon上のイーサリアムは、円に換金ができないことです。
こればかりはどうしようもないんで、いったんイーサリアムにスワップする必要があるのは覚えておこう。
Polygon(ポリゴン)にMetaMaskを接続する方法
まずは、Chromeに作ったMetaMaskを開きます。
もし、まだChromeに設定していなかったら、こちらの記事で設定してくださいね
右上のキツネのアイコンをクリックしよう。
「ネットワークを追加」をクリック。
Polygonネットワークを追加するための設定をしていきます。
具体的には、次のとおりに入れていけばOK。
入力すること
- ネットワーク名:Polygon Pos(Matic)Mainnet
- 新しいRPC URL: https://polygon-rpc.com
- チェーンID: 137
- 通貨記号: MATIC
- ブロックエクスプローラーのURL: https://polygonscan.com
これは、Polygon公式にも載っている設定なので安心してください。
画面右下に、成功のお知らせが出たらOKです。
MetaMaskの表示も、さっき設定したネットワークに切り替わってます。
最後に、イーサリアムのネットワークに戻れるかどうかを確認して完了です。
まとめ
ここまで、Polygonについて簡単な紹介と、MetaMaskをPolygonネットワークに繋げる方法について画像を交えて解説してきました。
Polygon(ポリゴンとは)
・イーサリアムのしくみで動く、ブロックチェーン技術のこと
・NFTの取引でも使われ、イーサリアムに比べてガス代が安くて速度も速い
・ Polygon上のイーサリアムは、円に換金できない
また、MetaMaskをPolygonネットワークに繋げるには、
MetaMaskへの繋げ方
①MetaMaskのネットワーク追加設定を開く
②必要な項目を埋める
設定に必要な内容は、次のとおり。
入力すること
- ネットワーク名:Polygon Pos(Matic)Mainnet
- 新しいRPC URL: https://polygon-rpc.com
- チェーンID: 137
- 通貨記号: MATIC
- ブロックエクスプローラーのURL: https://polygonscan.com
これで、設定は完了です。
実際に、OpenSeaでNFTを取引するには、まだまだ手続きが必要です。
PolygonでNFTを買う5STEP
- Scene1 MetaMaskでウォレットを作る
- Scene2 MetaMaskをPolygonに接続する
- Scene3 Coincheckで仮想通貨を買う
- Scene4 Binanceに送金してMATICに換金し、MetaMaskに送金
- Scene5 MetaMaskに送金したMATICを、ETHにスワップする
MetaMaskと接続できただけでも、大きな前進です。
どんどん先へ進めて、取引ができるようになりましょう!!